畳にカビが生えた時の対処法

ここ新潟県では
早くも梅雨が明けました。

梅雨時期に
お客様から電話がかかってくる
内容で多いのが

畳にカビが生えたのですが、
どうしたらいいでしょうか?

という内容です。

特に、これは
畳を新しくしたお客様から言われます。

なぜか?

それは、
い草が吸湿性に優れているから
なのです。

い草の断面は
スポンジ状になっているため、
そこへ湿気を吸収したり、
臭いを吸収します。

特に新しい物は
スポンジがつぶれていないので、
湿気を吸う能力が高いため、
余計にカビが生えやすいのです。

で、
実際にカビが生えた時に
どうすればいいか?

まずは「酢」
もしくは「消毒用エタノール」を
準備ください。

それをスプレーボトルへ入れて
カビが生えている箇所へ
まんべんなく
吹き付けてください。

そして、
いらない布等で拭き取ります。

もし、畳目の奥にカビが
詰まっているようであれば、
歯ブラシ等でこすり、
スプレーで吹き付け、
また拭き取ってください。

これで終了です。

酢は原液のまま
使ってください。

酢の場合、
新しい畳表だと
吹き付けた箇所の畳の泥が落ちて
色が変わった感じになります。

これは、酢が乾いた後に、
水を含んだ後に
固く絞った雑巾で拭くと
色変わりが
目立たなくなります。

カビをはやさないためには

  • 風通しをよくしておく
  • エアコンなどをつけて湿気を溜めないようにする

このような対策が有効です。