畳にカビが生えた時の対処法
ここ新潟県では
早くも梅雨が明けました。
梅雨時期に
お客様から電話がかかってくる
内容で多いのが
畳にカビが生えたのですが、
どうしたらいいでしょうか?
という内容です。
特に、これは
畳を新しくしたお客様から言われます。
なぜか?
それは、
い草が吸湿性に優れているから
なのです。
い草の断面は
スポンジ状になっているため、
そこへ湿気を吸収したり、
臭いを吸収します。
特に新しい物は
スポンジがつぶれていないので、
湿気を吸う能力が高いため、
余計にカビが生えやすいのです。
で、
実際にカビが生えた時に
どうすればいいか?
まずは「酢」
もしくは「消毒用エタノール」を
準備ください。
![](https://www.saitotatamiten.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/IMG_4726-960x504.jpg)
それをスプレーボトルへ入れて
カビが生えている箇所へ
まんべんなく
吹き付けてください。
そして、
いらない布等で拭き取ります。
![](https://www.saitotatamiten.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/IMG_4727-960x504.jpg)
もし、畳目の奥にカビが
詰まっているようであれば、
歯ブラシ等でこすり、
スプレーで吹き付け、
また拭き取ってください。
これで終了です。
酢は原液のまま
使ってください。
酢の場合、
新しい畳表だと
吹き付けた箇所の畳の泥が落ちて
色が変わった感じになります。
これは、酢が乾いた後に、
水を含んだ後に
固く絞った雑巾で拭くと
色変わりが
目立たなくなります。
カビをはやさないためには
- 風通しをよくしておく
- エアコンなどをつけて湿気を溜めないようにする
このような対策が有効です。